やらないかッ!!!!


大きな地図で見る グーグルカーから見たうちの写真だっ!
2009/09/20 ーアフターテキスト01− 暑い日が続き 留まる所を知らない 暑い日が続く。 朝。この時間に来るように呼ばれ いつもは2時間後に登校する校舎を歩く。 外は部活の朝練で人も居るが、校内はほぼ無人らしく 現在さしかかったこの廊下は全く人気がない。 早朝なのに蒸し暑く歩くのがだるい。 長い廊下は、この先の2学期の長さとだるさを象徴しているのではなかろうか。 過ぎ去った夏休みを顧みる暇もなく 新学期は、無情にも始まってしまった。 独り言の様な、相棒に話かける様な まぁつまりどうでも良い感じで 「魔術師に一般教養なんて必要ねぇよなー」 面倒くささが先立って出て、語感語尾が間延びする。 いつもの事と解っているのか 返答をされないので、結局独り言になる。 魔術の勉強は、日本の一般教養で習う国語から始まり数学…… 「とにかく全部の科目網羅してるようなもんだから、楽勝なんだよなー なのに何故、無駄な勉学に励まないといけないのだろーかっ」 二度手間をする面倒くささ、新しい事を学ぶ有意性を脳内構築している 独り言に対し、胸を強調するように腕を組んだ彼女が、揚足を取る。 「その割には、1学期の期末テストの順位は低かったみたいね?」 「それは、ちょっと事件に巻き込まれてて……え?… エーーーーーーーーーーーーーー」 無人の廊下に急に現れた彼女は知った人物。 金髪青眼で……あ…昔よりかわいい…… じゃなくて、胸がでか…じゃなくて、とにかく彼女は 此処にいないはずの人物。 いないと言うべきか、いるはずのないと言うべきか 彼女、蘇崎クレストリは現在、聖女騎士団V軍に所属 現在は本団のイギリスの北の方の変位相地メグラブリで、修行していて こんなど田舎の日本なんかに来るわけがなかろうて ※変位相地(地球上もしくは現世と位相を異する地 一般人には、基本的に認知される事がない魔術士達の作った世界) 脳内円環道路交通に走ってる俺を見据え、分かり易く簡潔に答える。 「世話をよろしく、仕事に来たの。」 分かり安過ぎて、途中式を考えざるを得な……世話!!? ……世話? 卑猥な響きに妄想の世界一周旅行に飛びそうになるも彼女の地位を思い出し いやいやいやいや……仕事だ仕事…仕事? そもそも聖女騎士団に居てる以上は、一人前にならなければ 仕事を任されるはずがないから、俺の思い人じゃなくて…… おもい…同い年だから……今年で17歳の彼女が聖女騎士団本部を 離れる事すら皆無なわけで…… もし仕事だとしてもだ。メグラブリから遠い地を任されるのは Y軍もしくはそれ以上のクラスにいないと皆無なわけでござるまする 話が進めれない俺達を年長者の上から目線で火乃狙(ひのそ)が下す 「聖女騎士団V軍所属の癖に、この極東に地に来れた理由と 来なくても良いのに何しに来たか理由述べろと、こいつは言ってるんだぞ」 最後に俺が言ったみたいになった!?せめて丁寧口調にしてくれ。 火乃狙自体に怒ったのか 格下の俺が言ったと思っていらついたのか 見た目からは分からないが、冷房口調になる 「察しが悪いわね。 私が駆り出されたのは、この地出身で慣れてるだろうから 仕事を正確に終わらせれる。と思っての采配。 それに、こんな平和な土地なのにわざわざ上位クラスの 聖女騎士達が事件後の調査の為に来ると思ったのかしら?」 …… この前起きた。学生教師この扉戸(ひと)学校一帯に 広がった事件と後片付けで期末テスト夏休みが散々に過ぎて行ったが なるほど、会えないはずの彼女と久々の再開は嬉しいが まだ事後調査に来る人が居るわけかーめんどく…… 「うん?……俺のテストの点数を何故知っている?」 「調査前調査」 ゆっくりと理解させ易い語感で言って 小さめのかわいい鼻がふふと鳴って……かなり見下されてる気がする。 事件と関係のないの俺の成績も調べるなんて…… 「クレストリ……暇人?」 「いや、大好きなお前の事が気になってしょうがないのだ」 「火乃狙!!んな訳ないでしょぉおおお!!!」 語尾を強く延ばすと共にダン!と強く踏み込みが入り ゴッ! 鋭さを持った力技の拳が火乃狙を打ち飛ばす。 「グッギぃいいいい」 校舎をすり抜け、青空に語尾共掻き消える火乃狙。 「聖女騎士か……洒落になってない気がするなー」 昔は、成す術も無く火乃狙にからかわれていた彼女だが 精霊と彼女の喧嘩は、彼女の聖拳で決着が着いたみたいだ。 「ハァハァ……とっ…とにかく調査の為、しばらくいるから世話しなさいよね」 3人……でなく2人と1匹…でなく1柱 俺、クレストリ、火乃狙の懐かしいメンバーが集まった訳だ。 夏休みが潰れて、勉強の日々に戻る事にうんざりしてたけど 少しの間とはいえ、楽しくなりそうで 「そっか、よろしくな」 湿った残暑といつもの俺に似合わない笑顔になった。